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国際協力の新潮流と日本が行うべき「質の援助」

アジア開発銀行総裁として、2017年のADB横浜総会で発言する中尾武彦氏。国際金融や開発援助の世界を熟知する同氏に、日本の国際協力やアジアとの向き合い方について話を訊いた(写真:ADB)
『国際協力の戦後史』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)
中尾武彦(なかお たけひこ)/1956年生まれ、1978年大蔵省入省。東京大学経済学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院MBA取得。IMF政策企画審査局、在ワシントン日本大使館公使、財務省国際局長、財務官などを経て2013年4月から2020年1月までアジア開発銀行総裁。現在、東京大学公共政策大学院、政策研究大学院大学で客員教授を兼任(主として留学生向けに国際金融、アジア開発史の授業を担当)(写真:みずほリサーチ&テクノロジーズ)
宮城大蔵(みやぎ たいぞう)/1968年生まれ。1992年、立教大学法学部を卒業後、NHK記者を経て、2001年、一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。政策研究大学院大学助教授などを経て、現在は上智大学教授。著書に『戦後アジア秩序の模索と日本』(創文社、2004年、サントリー学芸賞・中曽根康弘賞受賞)、『現代日本外交史』(中公新書、2016年)、『戦後日本のアジア外交』(編著、ミネルヴァ書房、2015年、国際開発研究大来賞受賞)、『【増補】海洋国家日本の戦後史』(ちくま学芸文庫)などがある(撮影:尾形文繁)
戦争賠償に始まり、経済成長に伴って1990年代には世界最大の援助大国となった日本。近年のグローバル化の…
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