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「住人6割が外国人」ゴミ出し・騒音などトラブル多発を乗り越えた"共生"の工夫 埼玉県川口市《芝園団地》

住人の6割以上が外国人の川口市の芝園団地。かつては外国人と日本人の住人間でトラブルもありましたが、共存・共生を模索し始めて約10年になります(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です
今回お話を聞いた皆さん。芝園団地を背景に(写真撮影/りんかく)
入居開始からの経過年数が長い団地ほど、65歳以上の高齢化率が高い(画像/国交省「住宅団地再生の手引き」)
団地内の様子(写真撮影/りんかく)
団地の近くにあるハラルフードのお店(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
団地内には珍しい食材を扱う商店や中国語の案内のある飲食店も(写真撮影/りんかく)
芝園かけはしプロジェクト代表の圓山王国(まるやま・おうこく)さん。圓山さんは、創設当時からのメンバーで、現在は大学で教鞭を取りつつ、月に5回程度、芝園団地に通い活動している(写真撮影/りんかく)
地域のお祭りにも参加してイベントを企画・開催するなど、地域活性化や住人の交流にも一役買っている(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
多文化交流クラブの開催告知には日本語・中国語・英語の3カ国語が並ぶ(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
多文化交流クラブ開催時の様子(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
「ひまつぶ荘」にて話がはずむ参加者たち(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
芝園団地内の現在のゴミ置き場の様子。以前はゴミ出しのルールや、夜遅くまで外で大きな声で会話するなど、トラブルも多かったが、団地を管理・運営するURが3カ国語での表示を徹底したことでトラブルはかなり減ったという(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
芝園団地の住人割合は、ライフサイクルの変化に伴い若い人たちが出ていったり、高齢化が進み人口が減少したりして、2016年には外国人の数が日本人の数を上回った(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
「芝園団地のみんなの生活のヒント」最新版。3カ国語に対応していて、漢字にはルビが振られている。ゴミの出し方などルールのほかに高齢者や子育て、災害時の情報など、外国人のみならず日本人に役立つ情報も(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
団地内で行った防災訓練の様子。自治会もさまざまな国籍の役員が加わり、芝園かけはしプロジェクトのメンバーも参加して活動を維持している(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
地域のスポーツイベントの様子。高齢になった日本人の住人に代わって中国や韓国など、外国籍の人たちが出場することも多い(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
祭りなどの行事も高齢者が多くなると開催が難しい。外国人住人やボランティアなど、若い人たちの参加が地域の活性化にもつながっている(画像提供/芝園団地自治会)
祭りでは、高齢者と団地に暮らす子どもたちとの交流も。芝園かけはしプロジェクトと住人で企画したブースにて、ベーゴマの遊び方を子どもたちに教えて一緒に遊ぶ様子(画像提供/芝園かけはしプロジェクト)
芝園団地自治会長の田邉良家(たなべ・よしいえ)さん。かつては建設業に従事し、なんと芝園団地の建設にも携わったそう。約50年前から芝園団地に暮らす(写真撮影/りんかく)
国内でもとくに外国人比率が高い団地とされている、川口市の芝園団地。住人の6割以上が外国人です。当初…