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能登地震で被災→全店舗再開で「懐かしい味が帰ってきた」 北陸で愛され半世紀の《690円らーめん》。「味噌か塩か」で県民性が出るワケ

金沢百番街あんとにある「8番らーめん」金沢駅店(写真はすべて筆者撮影)
JR金沢駅の金沢百番街あんと入り口
定番商品のサンプルが並んだショーケース
野菜らーめんの塩。白湯スープで味は味噌・塩・醤油・バターから選べる
野菜コーンバター風味らーめん
人気の8番餃子(6個、260円)。ダブル(12個)は500円、特盛り(18個)は750円
8番らーめん特製の餃子のタレと辣油は、店舗や公式通販サイトで購入可能
北陸全店共通のメニュー表
英語で定番商品を紹介
4種の節と散布産昆布の風味とうま味が効いた特製タレのざるらーめん(1玉600円)
冷んやり和だしらーめんも含め3種類の夏の「猛暑対応商品」をPR
九谷焼転写シートでうつわ作り体験
「やかん体、転倒する。」(三枝一将さんによるオブジェ)
金沢駅の玄関口・鼓門。右手奥に「やかん」のオブジェがある
春夏限定の海老餃子(6個、350円)、ダブル(12個)は680円。海老と鶏肉、キャベツ、玉ネギ、ショウガなどをバランスよく配合してある。 ほんのりピンク色で透明感のある皮は、モチモチとし、表面はつるっとしている。海老餃子はニンニク不使用
国産の鶏胸肉を使った鶏の唐揚げ(4個、470円)はポテトが付いている。カリッと揚がって一見、硬そうだがジューシー。ダブルは8個で920円。これらも町中華のようなオーソドックスな味わいである
春巻きのダブル(4本660円)。パリッとした食感がうれしい。持つとずっしりと重く、具がたくさん入っている。2本なら340円
 中華麺(590円)。ビジネス客はメニュー表をじっくり見る時間がないため、「無難なものを選んでおこう」と中華麺を選ぶ人も少なくない。町中華の中華そばに近いオーソドックスな味で、海苔、チャーシュー、メンマと8番かまぼこが載っている。この中華麺を少量にし、コーンを載せてジュースを付けたのが、お子様らーめん(370円、さらにポテト付きは470円)である。子どものころに食べたお子様ラーメンを懐かしみ、中華麺をオーダーする地元客もいるようだ
冷麺(770円)。瀬戸内レモンの爽やかな酸味でさっぱり食べられる
炒飯(スープ付き、660円)は、紅ショウガを混ぜながら食べるとおいしい
出張で地方に行く際に、「その土地ならではのグルメが食べたい!」と考える人は多いはず。しかし、個人経…