
どうとんぼり神座の看板メニュー「おいしいラーメン」(筆者撮影)
ライター・編集者の笹間聖子さんが、誰もが知る外食チェーンの動向や新メニューの裏側を探る連載「外食ビジネスのハテナ特捜最前線」。第9回は、女性客を取り込み急成長する『どうとんぼり神座(かむくら)』の戦略と、10年後に700店舗を目指す拡大計画に迫ります。
いつの間にか若い女性を虜に!?
JR大阪駅前の商業施設、「ルクア大阪」最上階のレストランフロア。
和洋中のグルメがひしめく空間でランチ選びに悩んでいると、次々に“おひとりさま”女性が吸い込まれていく店をみつけた。筆文字の看板には「どうとんぼり神座」とある。
「神座って、昔からある街のラーメン屋さんで、オジサン客が多いんじゃ……?」
オバサンの著者がそう思いつつガラス張りの店内をのぞくと、コの字型カウンターは20代の女性で7割方埋まっている。
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