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「虫なんて大っ嫌いなのに…」美術学校卒女性がアース製薬で27年間《100種以上の害虫》を育てることになって知った、苦手な仕事との向き合い方

抜け殻は脱皮した個体が栄養源のために食べるが、他の個体が横取りしていた。弱肉強食の厳しい世界（筆者撮影） 20/31

抜け殻は脱皮した個体が栄養源のために食べるが、他の個体が横取りしていた。弱肉強食の厳しい世界（筆者撮影）

有吉立さんが語る、苦手な仕事と向き合うコツとは？（筆者撮影）
まるで海に浮かぶ要塞のような佇まいのアース製薬研究所（筆者撮影）
海の見える会議室でお話を伺った（筆者撮影）
蚊の飼育の様子（画像提供：有吉立さん）
屋内展示（筆者撮影）
2005年頃の見学ツアーの様子（画像提供：有吉立さん）
研究所入口にて。ゴキブリのオブジェを入口に設置する企業なんて、めったに出会えるものではない（筆者撮影）
アース製薬坂越工場。「ごきぶりホイホイ」の国内・海外30カ国以上への販売分はすべて同工場にて製造されている（筆者撮影）
アース製薬坂越工場。手前の建物が生物研究棟（筆者撮影）
アース製薬生物研究棟入り口（筆者撮影）
マクロレンズを使って虫を正面から撮影した写真をコミカルに展示。美術学校卒のセンスが光る（筆者撮影）
ゴキブリ展示ブースの案内をする有吉さん（筆者撮影）
飼育室は、害虫にとって快適環境である気温25度、湿度40～60％の状態を維持している（筆者撮影）
ゴキブリの餌は固形飼料（筆者撮影）
家屋でよく見るクロゴキブリ（筆者撮影）
チャバネゴキブリ。100円均一のミニチュアで展示すると、不快害虫も不思議にかわいく思えてくる（筆者撮影）
ビルや飲食店によく見られるチャバネゴキブリを飼育中（1ケースに1,000〜2,000匹ほど）（筆者撮影）
有吉さんは飼育室内の臭い軽減のため、高性能空気清浄機エアドッグを導入（筆者撮影）
なかなかお目にかかれないゴキブリの脱皮シーンに立ち合えた。脱皮直後は体が真っ白。公式サイトによると白いゴキブリは縁起がいいとされている（筆者撮影）
抜け殻は脱皮した個体が栄養源のために食べるが、他の個体が横取りしていた。弱肉強食の厳しい世界（筆者撮影）
「脱皮中や抜け殻を食べる様子はなかなか立ち合えないんですよ」と、有吉さんも動画撮影をはじめる（筆者撮影）
ゴキブリは夜行性のため、明るくなると紙管のなかに隠れる（筆者撮影）
見学ツアーいちばんの見所「ゴキブリ部屋」。6畳ほどの空間に60万匹ものワモンゴキブリを放し飼いにしている。実際にこの室内にも入室させてもらったが、強烈な臭いが充満していた（筆者撮影）
農作物の害虫の代表格カメムシの展示。餌として大豆、落花生、ひまわりの種を与えている（筆者撮影）
体長7cmにもなるマダガスカルオオゴキブリ。「シューシュー」と鳴き、ペットとして飼うひとも（筆者撮影）
マダガスカルゴキブリツリー。12月にはクリスマス仕様にするなど、飼育員のみなさんは見学者が楽しめるような工夫を随所にちりばめる（筆者撮影）
蚊の生態の、体験型展示（筆者撮影）
側面は網になっており、手のひらをあてると体温を感知して蚊が寄ってくる（筆者撮影）
2018年7月に出版した『きらいになれない害虫図鑑』（幻冬舎刊）。ゴキブリ、蚊の他、近年話題のマダニやトコジラミを含む約20種類の害虫をユーモラスに解説。夏休みの自由研究におすすめだ（筆者撮影）
2020年に行った橿原市にある昆虫館での講演（画像提供：有吉立さん）
「アース虫ケアセミナー」の様子（画像提供：有吉立さん）
“虫嫌い”が、100種の「害虫」飼育を続けて27年ゴキブリ100万匹、蚊とハエ10万匹、ダニ1億匹他、合わせて…
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