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作家の桐野夏生氏が喝破「夫婦同姓は理不尽なシステム」、選択的夫婦別姓が実現しないのは「国が家族を規定するという非合理な考えがある」

「名前が変わるのは人格権の問題」と桐野夏生氏は問題視する(撮影:梅谷秀司)
きりの・なつお 1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2010、2011年に『ナニカアル』で島清恋愛文学賞と読売文学賞など受賞。2023年『燕は戻ってこない』で毎日芸術賞、同作で吉川英治文学賞を受賞。ほか著書多数。2021年に日本ペンクラブ会長に就任(撮影:梅谷秀司)
過酷な状況に直面する女性たちの苦悩と怒りを描き、現代社会の不条理と構造問題を浮かび上がらせてきた作…