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親が悩む「性教育」先進校の事例でヒントを探った

1カ月ごとの赤ちゃんの大きさと重さをリアルに再現した人形。これを実際に手に取りながら、子どもたちは赤ちゃんの成長を学んでいく(筆者撮影)
実際の授業で使っているセクハラ事例のイラスト。児童を膝に乗せる「身体接触型」、子どもたちが先生の容姿をからかう「からかい型」、まず男子から取りに来るように呼ぶなど性別によって分ける「ジェンダー型」など、学校内で起こりうる代表的事例を取り扱う(筆者撮影)
北山ひと美さん/和光小学校・和光幼稚園前校園長。一般社団法人“人間と性”教育研究協議会(性教協)代表幹事、性教協乳幼児の性と性教育サークル代表。幼稚園、小学校の現場で、性教育のカリキュラムづくりと実践を重ねている。共著に『あっ! そうなんだ! 性と生』(2014年、エイデル研究所)、『乳幼児期の性教育ハンドブック』(2021年、かもがわ出版)など。『性ってなんだろう?』(2022年、新日本出版社)監修。NHK Eテレ「アイラブみー」監修(筆者撮影)
子どもたちが出産体験するときに使用する、胎盤とへその緒。これをズボンに挟んで”生まれる”と、なぜ「逆子」が危険なのか、へその緒の絡まり方などがわかりやすい(筆者撮影)
2年生で行う「出産体験」の授業。手を使わずに、子宮から産道を通って生まれてくる体験をする。授業後しばらくは、休み時間などに出産体験を希望する子が続出するほど大人気の授業だ。(写真:和光鶴川小学校提供)
「性教育後進国、性産業先進国」と言われる日本。そんな社会背景を受け、ここ数年「性教育」に高い関心が…