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ドトール180円の時代に1杯「700円」→今や「1300円」まで上昇…それでも売れる「椿屋珈琲」の高価格戦略の"真髄"

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椿屋珈琲銀座本館の外観
椿屋珈琲銀座本館の外観(写真:筆者撮影)

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椿屋珈琲のブレンドコーヒーは、都心の店舗で1杯1300円。セルフ式カフェチェーンの約2倍以上の価格だが、それでも多くの客が訪れ売り上げを着実に伸ばしている。店舗レポをお届けした前編に続き、後編では、なぜこれほど高価格であっても選ばれるのか、1300円に見合う価値をどのような形で提供しているのかを紐解く。

1杯の価格に見合う満足感を追求

椿屋珈琲の原点は、銀座にある。運営会社である東和フードサービスの前身・東和産業が設立された1974年に、12坪のサイフォンコーヒー専門店「コーヒーハウス銀座東和」がオープン。その後、1996年4月に椿屋ブランドの1号店となる「銀座七丁目花椿通り 椿屋珈琲店」(現・椿屋珈琲 銀座本館)が開かれた。

1996年の開業当時「椿屋ブレンド」は1杯700円。ドトールのブレンドコーヒーが180円、スターバックスの本日のコーヒーが260円だったことを踏まえると、かなりの高価格だ。

新しいものが次々と生まれ、目まぐるしく変わりゆく世の中だからこそ、ふと立ち止まってゆっくりと過ごせる場所にしたい。そんな思いを込め、内装はあえて時代に逆行して「大正ロマン」を彷彿とさせる空間に仕立てた。

現在も、高級路線は変わらない。銀座本館をはじめとする都心の路面店では、看板商品「椿屋スペシャルティブレンド」が1杯1300円(税込)する。

ロイヤル コペンハーゲンのカップで提供されるコーヒー(写真:東和フードサービス提供)
【写真を見る】ドトール180円の時代に1杯「700円」→今や「1300円」まで上昇…それでも売れる「椿屋珈琲」の高価格戦略の"真髄"(37枚)
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