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ドトール180円の時代に1杯「700円」→今や「1300円」まで上昇…それでも売れる「椿屋珈琲」の高価格戦略の"真髄"

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椿屋珈琲銀座本館の外観
椿屋珈琲銀座本館の外観(写真:筆者撮影)
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研修センターで行われるコーヒーの抽出技術指導の様子。国際コーヒー鑑定士「Qグレーダー」を持つ社員トレーナーが、苦味や雑味を抑える淹れ方を直接指導する(写真:東和フードサービス提供)

サイフォンはコーヒーの香りを引き出しやすい一方、火加減や攪拌の調整が難しく、安定した一杯を淹れるには技術が求められる。そこで、研修では国際コーヒー鑑定士「Qグレーダー」を持つ社員トレーナーが、苦味や雑味を抑える淹れ方を直接指導。店舗でもOJTを欠かさず、客に提供できる水準まで技術を磨いていく。

さらには、スタッフ全員を対象に、一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会の認定資格「コーヒーマイスター」の取得を推進している。取得者には優先的にサイフォンコーヒーの抽出を任せるほか、報奨金も支給。資格を取るメリットを明確に打ち出すことで、一人ひとりの学ぶ意欲を引き出しているのだ。

オリジナルの“メイド風”制服で応募が殺到

アルバイトにも専門性の高い教育制度を整えていることは、採用面でもプラスに働いている。実際に「コーヒーが好きでもっと技術を学びたい」という人からの応募も多いという。

もうひとつ、アルバイトの応募が集まる大きな理由になっているのが、オリジナルの制服だ。

大正時代の喫茶店を体現するために作られたオリジナルの制服。メイド風衣装として知っている人も多いのでは(写真:東和フードサービス提供)
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