有料会員登録
ライフ

体重90kgのケーキ店主も1年で16kg減…温泉街・湯河原が"町ぐるみ"で始めた「ビールもパスタも我慢しない」食べ方改革

16分で読める
クラフトビール
血糖値が上がらない湯河原「HUMANSBEER」のクラフトビール(写真:筆者撮影)

INDEX

90キロあった体重が、1年で74キロになった。運動はしていない。カロリー制限もしていない。味見のときは、ケーキを一人前食べる。

洋菓子店の店主の話である。

カロリーは気にしなくていい。肉も油も、満腹になるまで食べていい。糖質の量と、食べる順番さえ守れば、血糖値は上がらず、体重はちょうどいいところに落ち着いていく——。

北里大学北里研究所病院の糖尿病センター長、山田悟医師が提唱するこの食事法を「ロカボ」という。医師自身も半年で8キロ減らし、以来18年間、その体重を維持している。

ならばロカボを、町ぐるみで広められないかーー。これまでの経緯は前編に記した。

そうして神奈川県湯河原町で2025年に始まったのが、「湯河原ロカボツーリズム」という取り組みだ。地域の飲食店や宿が参加し、町ぐるみで、血糖値を上げずに美食を健康的に楽しむ旅をサポートしている。2026年10月の第2期で、参加事業者は12から28に増えた。その中には、ビールスタンドもイタリア料理店もある。

ビールやパスタを出す店が、なぜ血糖値の取り組みに加われるのか。まずは冒頭の洋菓子店主を訪ねた。

「一応、声かけるけどさ。関係ないと思うけどね」

菓子工房「ランブル」の店主、大金巨人(おおがねなみと)さんは、2017年に湯河原で店を開いた。町民がお祝いの日に買う洋菓子といえば、この店だ。

菓子工房「ランブル」の店主、大金巨人さん(写真:筆者撮影)
【写真を見る】体重90kgのケーキ店主も1年で16kg減…温泉街・湯河原が"町ぐるみ"で始めた「ビールもパスタも我慢しない」食べ方改革(43枚)
2/9 PAGES
3/9 PAGES
4/9 PAGES
5/9 PAGES
6/9 PAGES
7/9 PAGES
8/9 PAGES
9/9 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数