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体重90kgのケーキ店主も1年で16kg減…温泉街・湯河原が"町ぐるみ"で始めた「ビールもパスタも我慢しない」食べ方改革

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クラフトビール
血糖値が上がらない湯河原「HUMANSBEER」のクラフトビール(写真:筆者撮影)
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先に脂質やタンパク質を食べ、時間をかけることで体の準備が整い、炭水化物のパスタで締めても血糖値が上がりにくかったのだろう。

麺類では、ラーメンの人気店「飯田商店」も動き出している。11月14日、「世界糖尿病デー」実行委員会公式認定イベントとして、糖尿病患者や血糖値が気になる人、その家族を対象に「ロカボラーメン試食会」を開く。同店にとって初めての試みになる。

変えるところが、ほとんどなかった店

食べる順番に加え、ゆっくり食事を楽しむこともロカボのポイントだ。一皿ずつ料理が出てくるフレンチは、その点でロカボと相性がいい。

筆者は、第2期から加わったフレンチレストラン「ラ・ターブル・ド・ホシノ」で、柴田さんと一緒にロカボのコースをいただいた。店主の星野正志さんによると、通常のコースからの変更点は2つだけだった。

「ラ・ターブル・ド・ホシノ」の店主、星野正志さん(写真:筆者撮影)

料理に添えていたそば粉のガレットを外すことと、パンを最後に出すこと。内容を大きく変える必要はなかったそうだ。料金も通常のコースと同じだ。

星野さんは、「血糖値を気にしているお客さんも多いので、これで安心して食べてもらえる」と話す。

そば粉のガレットを外した「金太郎マス ミ・キュイ」、タンパク質が固まるぎりぎりの温度で火を入れ、しっとりと仕上げている(写真:筆者撮影)

星野さん自身もリブレをつけ、数値を確かめながらメニューを考えている。ゲストの健康はもちろん、自身や家族の健康にも目が向くようになったそうだ。

「ラ・ターブル・ド・ホシノ」のロカボ・ランチコースメニュー(写真:筆者撮影)
メインのポークと仔羊。両方を味わいたくて、一緒に訪れた柴田さんとシェアした(写真:筆者撮影)

デザートには人工甘味料を使った。その影響でバスクチーズケーキは少し苦味が出てしまったため、コーヒー味に仕立て直した。食感は通常のものとは異なり、わずかに粒を感じる。筆者には、それがクランチのようなアクセントになり、おいしく感じられた。

デザート「コーヒーのバスクチーズケーキ ヴァニラアイスクリーム」、どちらも人工甘味料を使い低糖質に仕上げてある(写真:筆者撮影)
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