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街でちらほら漂う韓国の匂い
都内最古のコリアンタウンと聞いて、興味が湧いた。東京のコリアンタウンと言えば「新大久保」「東上野」などがすぐに思い浮かぶ。しかし、JR三河島駅(東京都荒川区西日暮里1丁目)周辺が都内最古だとは知らなかった。そもそも、この駅の周辺がコリアンタウンであることすら知らなかった。
駅にひとつだけある改札口を出ると、街を東西に分けるように走る「尾竹橋通り」にぶつかる。この道に沿って歩くと、なるほど「ソウル食品」や「漢江」など、韓国由来の看板をちらほら見つけることができる。しかし、“コリアンタウンは大げさかな”というのが初手の印象だ。ところが、地元の人たちの話を聞いていくと、その印象はすぐにひっくり返った。
三河島の駅を出て、北にしばらく歩くと右手に「荒川仲町通り」の入り口が見えてくる。界隈の人たちは「三河島の由来を知りたいなら“三河島稲荷神社に行くといい”」と口をそろえる。荒川仲町通りの奥にその稲荷はあった。


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