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ライフ #首都圏、住むとちょっといい街

新大久保でも東上野でもない…日本人が捨てた内臓や尻尾をホルモンに変えた「都内最古のコリアンタウン」 の正体

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三河島 丸萬商店
三河島にある韓国食材やキムチ、精肉を扱う「丸萬商店」(写真:筆者撮影)
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それでも、高田社長の三河島への愛着は揺らがない。

「生まれも育ちも三河島ですから、僕はこの街が好きです。住みやすいですよ。買い物がしやすく、あちこちへ出かけやすい。そして、便利さだけでは語れない暮らしの感覚がある。比較的せかせかした人が少ないかもしれませんね。下町の良さが残る。そんな街ですね」(高田社長)

コリアンタウンに訪れる変化

高田社長の言葉にも出てきたが、現在の三河島はタワーマンションの建設で話題だ。駅の南側の「アトラスブランズタワー三河島」。そして北側では、さらに大きな再開発が動き出している。西日暮里1丁目の約1.5ヘクタールを対象に、地上43階、高さ約160メートル、住宅749戸の複合施設を建設する計画だ。総事業費は約640億円。三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスの3社が参画する。

住宅や店舗に加え、体育館、広場なども整備し、老朽木造建物の建て替えや道路拡幅によって防災性を高める。2030年度に工事完了の予定だ。南側に続き、北側の駅前風景も大きく変わろうとしているわけだ。この変化が、住民たちの生活や街への思いにどんな影響を与えるのか、三河島の超人気焼肉店の代表に聞いた。

三河島の焼肉店「モランボン」の店主、金聖哲さんは63歳。同店の創業年ははっきりしないというが、母がこの場所で店を始めてから、およそ45年になるという。

「焼肉モランボン」外観(写真:筆者撮影)
元民団新聞記者の鄭さんが教えてくれた「モランボンで絶対に外せない3品(カルビ、ガツシオ、ホンダワラのスープ)」(写真:筆者撮影)

「お母さんがやって、兄があとを継いだ。僕も入ったんですけど、その後に兄が亡くなって、僕が継いで3代目ということになりますね」(金さん)

自身が店に入ったのは20代の後半というから、三十数年ほど前のことだ。生まれも育ちも三河島の金さんは、家業の商いを通じて、この街の移り変わりを見てきた。タワマンが増えると街はどうなるのか。

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