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ライフ #首都圏、住むとちょっといい街

戦時中は捕虜収容所だった人工島…品川駅から6分の都会なのに「テント泊できるキャンプ場」がある"知られざる街の名前"

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キャンプ場で会った中根和也さん
東京23区内にキャンプ場があった(写真:筆者撮影)

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この連載では、一般的な「住みたい街ランキング」には登場しないけれど、住み心地は抜群と思われる街をターゲットに定め、実際に歩き、住む人の声と、各種データを集めてリポート。定番の「住みたい街」にはない「住むと、ちょっといい街」の魅力を掘り起こしていく。
東京都大田区の平和島。ボートレース場と倉庫街だけかと思っていたら、ぜんぜんそんなことはなかった。駅のまわりには古くからの住民が多く、本格的なキャンプが楽しめるレジャー施設などもある、かなりおもしろい街だった。

複雑な歴史を持つ街

品川駅から7駅目、京急本線の特急を使えば2駅6分。今回訪れた「平和島駅(東京都大田区大森北6-13-11)」は、そういう位置にある。都心にこんなに近いのに、平和島といえばボートレース場と埋め立て地の公園、物流センターの倉庫街。夜になったら人っ子ひとりいなくなる。そんなイメージだった。

平和島ボートレース場の入り口(写真:筆者撮影)

筆者の自宅最寄り駅から電車に乗って、品川で京急本線に乗り換える。この路線は羽田空港にもつながっているから、乗るとちょっとした旅行気分にひたれる。ボックス席を採用した列車も多いからなおさらだ。

平和島駅は高架になっている。階段を降りて、東側を見ると、駅をかすめるように第一京浜が走っている。これを越えて少し歩くと、ボートレース場や倉庫街が広がる、いわゆる平和島だ。

赤枠で囲んだあたりをうろついた(画像:国土交通省 電子国土Webより筆者作成)

駅まわりのこの一帯は、なかなか複雑な歴史を持つ。駅の東側を通る美原通りは、かつての東海道。周辺は江戸時代から海苔養殖が盛んで、明治から昭和初期にかけて大森は日本一の海苔生産地として栄えた。

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