PhotoGallery

豪雨からウイーンを守った治水システムの「凄さ」

美しき青きドナウ川だが、豪雨により濁流となってウィーンへ流れていく(写真:筆者撮影)
豪雨初日のウィーン市街地。人影はまばらだ(写真:筆者撮影)
人影が少ない夜のウィーン・フォルクスオーパー駅。オペラ座が近く、普段は劇場帰りの客でにぎわう(写真:筆者撮影)
ドナウ本流(奥)とノイエドナウの間には、人工島ドナウインゼルが横たわる。島や岸辺は有事のときに水浸しになるので、市民のリクリエーションエリアとして、散歩道やサイクリング道、テラスカフェ、野外フェス会場などとして利用されている(写真:筆者撮影)
ドナウ川本流(手前の太い流れ)とノイエドナウ(奥)。中央の細⾧い島が人工島ドナウインゼルで、入り口には橋の形をした水門がある(写真:筆者撮影)
ノイエドナウの水をせき止める水門(写真:筆者撮影)
水門のバーが上がり、水がバーの下をくぐってノイエドナウに流れ込む(写真:筆者撮影)
テラスが水没したカフェ。メニューの青い看板がある辺りは、普段は川を見渡せるテラス席だった(写真:筆者撮影)
骨組みだけになったカフェの店舗。左奥の黄色い柱は取り外された橋(写真:筆者撮影)
濁流の中カボチャが次々と岸に漂着する(写真:筆者撮影)
砂泥を集め、川岸が整備されていく。前日までここはすべて水の下だった(写真:筆者撮影)
遊水池に戻ったノイエドナウの水面は穏やかだ。川沿いの散歩道も水から顔を出した(写真:筆者撮影)
テラスカフェもイスとテーブルが並べられている。増水時の写真の青い看板と比較すると、2m近く水位が下がった(写真:筆者撮影)
まだ水流はわずかにあるため、橋は外されたままだが、青空を反射する「美しき茶色きドナウ」の姿(写真:筆者撮影)
ドナウ運河の船着き場。水没していたコンクリートの歩道が顔を出した。この地下に水を逃がすトンネルや貯水池がある(写真:筆者撮影)
9月13日から16日にかけて豪雨が中央ヨーロッパを襲った。「ボリス」と名付けられたこの暴風雨は、ドイツ…