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今のニュースメディアに欠けている機能とは何か

新聞記者は、議論を中立的な立場で進めてより良い結論を導く”ファシリテーター”の役割を果たすことができるだろうか(写真:shimi / PIXTA)
坪田 知己(つぼた ともみ)/文明デザイナー・著述業/東京教育大学卒。日本経済新聞社で主に企業取材、IT分野の記者。「電子新聞の開発」を提案し、インターネット事業の企画を担当、「日経電子版の生みの親」とされる。慶應義塾大学大学院特別研究教授を兼任。2009年、日経メディアラボ所長を最後に定年退職。総務省・地域情報化アドバイザー。著書に『マルチメディア組織革命』『2030年メディアのかたち』『21世紀の共感文章術』『サービス文明論』など(撮影:校條諭)
松井 正(まつい ただし)/FM栃木取締役東京支社長 高知県出身。早稲田大学第一文学部心理学専修卒。読売新聞東京本社入社。盛岡支局、電波報道部、科学部を経てメディア局。2004年から1年間、米国新聞協会(NAA、米バージニア州)客員研究員。メディア局企画開発部長、専門委員などを経て22年6月から現職。単著「超高速・常時接続ネット通信の最新常識」、共著「中国環境報告―苦悩する大地は甦るか」、「図説 日本のメディア」、「『ニュース』は生き残るか メディアビジネスの未来を探る」など(撮影:坪田知己)
柳瀬 博一(やなせ ひろいち)/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(メディア論) 慶應義塾大学経済学部卒。日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社後、日経ビジネス記者 、新雑誌開発、出版局立ち上げと書籍編集、日経ビジネスオンライン(現日経ビジネス電子版)開発に携わった後、現職。著書に『カワセミ都市トーキョー』『親父の納棺』『国 道16号線』。共著に『混ぜる教育』『「奇跡の自然」の守りかた』『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』など(撮影:坪田知己)
藤村 厚夫(ふじむら あつお)/スマートニュース メディア研究所フェロー、ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)副理事長。法政大学経済学部卒。アスキーの書籍・雑誌編集者、日本IBMなどを経て、2000年にアットマーク・アイティを起業。合併を経てアイティメディア代表取締役会長に就任。2013年よりスマートニュース執行役員(メディア事業開発担当)を経て、同社フェローおよびメディア研究所フェロー(撮影:坪田知己)
「メディアの近未来」について語り合った(撮影:坪田知己)
校條 諭(めんじょう さとし)/メディア研究者。新聞からテレビ、SNS、ネットメディアまでを視野にメディアの動向を考察。野村総合研究所やぴあ総合研究所などで情報社会・メディア産業・消費者行動の研究を経て起業、オンラインマガジンやコミュニティサービスを提供。「情報屋台」同人。主著『ニュース メディア進化論』(インプレスR&D、2019年)。NPO法人みんなの元気学校代表理事。ネットラーニングホールディングス顧問。1948年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東北大学理学部卒(撮影:坪田知己)
技術進化の中で変化を繰り返してきたメディアが直面している課題とは何なのか。インターネットの普及が加…