麻辣湯のブレイクが止まらない。ここ数年で人気が大爆発した料理の筆頭候補だろう。
その火付け役は「七宝麻辣湯」(ちーぱおまーらーたん)。このお店を手掛けるのはあの「神の舌を持つ男」石神秀幸さんだ。
七宝麻辣湯は実は「0辛」が一番美味い?
「七宝麻辣湯に行くなら何辛にしますか?」
おそらく多くの人は「1辛」「3辛」などと答えるだろう。麻辣湯は辛さを楽しむ料理──そんなイメージが定着しているからだ。私もそう思っていた。
ところが先日、「七宝麻辣湯」の池袋東口店で試しに0辛を食べてみると、その印象は一変した。牛骨、豚骨、鶏の旨味がしっかりと感じられ、薬膳の香りが幾重にも重なる。刺激ではなく、じんわりと身体に染み込むような味わいで、思わずスープを飲み干したくなるほどだった。
「0辛って、こんなに美味しかったのか」
そう感動していたところ、代表の石神秀幸さんを取材すると、さらに驚く話が飛び出した。

