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北陸新幹線延伸「1年遅れ」で進む新駅と街の表情 小松から敦賀に巨大駅舎、地域の「顔」出そろう

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  • 櫛引 素夫 青森大学教授、地域ジャーナリスト、専門地域調査士

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北陸新幹線福井駅に隣接して工事が進む福井市観光交流センター(中央、筆者撮影)
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2024年春の北陸新幹線・金沢―敦賀間延伸に向け、各新幹線駅舎の建設や周辺整備が進んでいる。

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再開発事業に伴い駅一帯が様変わりしつつある福井駅(福井市)、対照的に郊外の新駅となる越前たけふ駅(越前市)など、立地や地域へのインパクトは多様だ。

多くは駅舎の外装工事がほぼ終わり、主に「和」を強調するデザインや色彩を通じて、地元の個性を発信し始めている。

一乗谷の「唐門」をイメージ

福井駅は2022年3月、まちの中心部に面した在来線側の西口が「福井城址口」、新幹線側の東口が「一乗谷口」と名付けられた。

北陸新幹線の延伸区間の略図(地理院地図から筆者作成)

新幹線駅舎は、一乗谷朝倉氏遺構の「唐門」をモチーフにした木調の外観だ。福井市が建設中の「福井市観光交流センター」と一体化して運用される。

福井駅は限られたスペースにホームを建設せざるをえず、全国でもまれな「1面2線」の構造を採った。このため観光案内所、展示交流スペースなどを駅舎に置かず、このセンターに収めることになった。

福井城址口側は2015年の北陸新幹線・金沢開業に合わせ、「恐竜広場」や再開発ビル「ハピリン」が整備された。そして現在は駅のほぼ正面、主要道路2本に挟まれた通称「三角地帯」で、大規模な2件の再開発事業が進行中だ。

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