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「定職に就けない」40歳男性が退職繰り返す"事情"

臨機応変な対応やマルチタスクが苦手だという自覚のあるダイゴさん。取材前に「事前に質問事項を教えてほしい」と頼まれたほか、取材中は懸命にメモを取っていた。ダイゴさんなりに定型発達がつくったルールになじもうと努力していることが伝わった(筆者撮影)
定職に就くことができないダイゴさんは「自分は社会不適合者」と繰り返した。悪質企業も少なくない中、“定職に就く”ことはそんなに大事なことなのか? と尋ねるとダイゴさんは「社会とつながりたいんです」と言った(筆者撮影)
現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困の…