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【国内患者20万以上】「潰瘍性大腸炎」治療の未来

完治が期待できる治療法が確立されておらず、再発を繰り返す潰瘍性大腸炎。国内患者数20万人もいるのに「難病指定」されています。最新の治療と研究は、どこまで進んでいる?(写真:梁川剛)
佐々木 俊尚 作家・ジャーナリスト 1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年よりフリージャーナリストとして活躍。ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で発言を続ける。最近は、東京、軽井沢、福井の3拠点で、ミニマリストとしての暮らしを実践。『読む力 最新スキル大全』(東洋経済新報社)、『レイヤー化する世界』(NHK出版新書)、『時間とテクノロジー』(光文社)など著書多数(写真:梁川剛)
土屋 輝一郎 筑波大学医学医療系消化器内科教授、難病医療センター副部長。潰瘍性大腸炎などを研究する日本炎症性腸疾患学会では専門医システム委員会委員長を務め、制度の改革に着手。東京―筑波の二拠点生活を送りながら、研究に没頭する日々を送る(写真:梁川剛)
顕微鏡で見たオルガノイド=ミニ臓器。病気を患っている人から採取し、培養するため、マウスよりも再現性の高い実験が期待できる(写真提供:筑波大学医学医療系消化器内科)
消化器内科の実験室にて最新の研究状況について教えてもらった(写真:梁川剛)
東京と筑波の二拠点生活で研究に臨む、土屋教授(写真:梁川剛)
「新しい研究が進んでいるのは、患者としてはうれしい」と佐々木氏。患者と最先端で研究を行う土屋教授との対談は、2時間近くに及んだ(写真:梁川剛)
病気になった際の「情報収集」は、一筋縄ではいかない。インターネットやSNSの普及で「誤った情報」も氾…