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スペイン初「日本女性サッカー監督」怒涛の人生

スペイン3部「プエルタ・ボニータ」の監督に就任するなど、同国で女性としても日本人としても初めて監督になった佐伯夕利子さん。「男の世界」で生きてきた彼女が現在目指すこととは?(写真:ⓒJ.LEAGUE)
佐伯夕利子(さえき・ゆりこ) 1973年、テヘランに生まれる。2003年、スペインサッカー界では女性として初めて男子リーグ「プエルタ・ボニータ」(スペイン3部リーグ)の監督に就任。 2004年から2年間はアトレティコ・マドリード女子チーム監督やスカウティングスタッフ・普及育成副部長等を務め、リーグ優勝に貢献。2007年、バレンシアCFと契約、トップチームの中枢を担う強化執行部のセクレタリーとして活躍した。 2008年、ビジャレアルCFと契約し育成部に所属。トップチーム以下のすべてのカテゴリーを育成強化し、将来のスペイン代表を育てる重要なポストを務めた後、2009年8月にはU19のコーチングスタッフとして現場に復帰。2010年からはビジャレアルレディースチームの監督に就任するなどクラブに貢献している。2020年3月からJリーグ常勤理事(写真提供:小学館)
アトレティコ・マドリード女子チーム監督時代の佐伯さん(写真:ⓒJ.LEAGUE)
佐伯さんが目指すのは「誰ひとり取り残さない社会」だ(写真:ⓒJ.LEAGUE)
サッカーの久保建英選手が昨年在籍したことでも知られるスペインリーグのビジャレアル。実は世界のスポー…