我が子の前で「担任ガチャ外れ」「新任だけど大丈夫?」と安易に口にする保護者の盲点 《親の不信感は教室にどう影響?》

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子どもの前で嘆く親のイメージ
我が子の担任の先生が発表された際に「この先生、大丈夫かな」と子どもの前で言っていないだろうか。実際に言われたことのある、元教員の切実な声をお届けする(画像:kapinon / PIXTA)

「今年の先生は当たり?外れ?」

新学期、保護者の間やSNSで飛び交う「担任ガチャ」という言葉。我が子を思うからこその不安ですが、実はその何気ない一言が、教室にどのような影響を与えているか、考えたことがあるでしょうか。

担任として葛藤した筆者の実体験をもとに、保護者に伝えたいことをつづります。

「先生が担任で心配」と保護者から告げられた日

教員2年目のときのことです。ある日、クラスの子がこう言ってきました。

「お母さんが、先生のこと信頼していないって言ってたよ」

そのとき、自分がどんな顔をしていたのか、今でもわかりません。ただ、なんとも言えない表情になっていたことだけは確かです。

背景がありました。そのクラスの子どもたちは、前の学年で学級崩壊を経験していたのです。子どもたちは「先生」という存在そのものに不信感を抱いていたのでしょう。

そして迎えた4月の懇談会。保護者が集まる場で、1人のお母さんがこうおっしゃいました。

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