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ライフ #「現金とっぱらい」の現場で

「本業年収500万円+副業」なのに「稼げば稼ぐほど借金ばかりが膨む」…タイミーを続ける43歳ライターの借金の"根源"

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大手IT企業に勤めていた頃の小島さん
大手IT企業に勤めていた頃の小島さん(写真:筆者撮影)

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労働の対価を、その日のうちに現金で受け取る――。連載『“現金とっぱらい”の現場で』では、現代の日本で「即金日払い」という生き方を選んだ人々の人生を追う。彼らはなぜ、その働き方を選んだのか。そうせざるをえない理由があるのか。
編集者兼ライターとして働く傍ら、探偵業やバーテンダーを掛け持ちし、タイミーのスポットバイトまでこなす43歳の男性がいる。彼はなぜか稼げば稼ぐほど、借金ばかりが膨らんでいく。世の中にはそういうタイプの人間がいる。

収入は十分あるが、“タイミー”で皿洗い

「昨日もタイミーで結婚式場の皿洗いをしてきたばかりです」

現金とっぱらいについて尋ねると、小島大輔(43歳・仮名)はこう答えた。

小島の本業は、編集者兼ライター。業務委託で編集を担当する大手ウェブメディアがあり、『週刊プレイボーイ』『週刊SPA!』といった週刊誌にも記事を書き、企業案件もこなす。編集・ライター業だけでも500万円ほどの収入を得ている売れっ子だ。

がっしりとした体格でストリート系の服装を着こなす小島さん。バーで働いていそうな雰囲気(写真:本人提供)
【写真を見る】「本業年収500万円+副業」なのに「稼げば稼ぐほど借金ばかりが膨む」…タイミーを続ける43歳ライターの借金の"根源"(7枚)

副業としてバーテンダーをしている。報酬は売り上げに応じた歩合制で、月に1万円から4万円ほど、現金払いでもらう。確かに口元にあるひげがオシャレで、カウンターの中にいそうだ。ほかにも副業がある。

「今年から知人が立ち上げた事務所で探偵を始めました。3泊4日ぐらいで地方に出張して、1回10万円ほどです。まだ3回しか稼働してませんが面白いですよ」

空いた時間にはタイミーで単発仕事を探す。

「アプリを開くと、入れる仕事がバーッと出てきます。やりたい仕事に申し込めば、そのまま働きに行けます。これまで結婚式場の皿洗いや、解体現場のガラ出し、イベントの搬入などをやりました」

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