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ライフ #「現金とっぱらい」の現場で

「本業年収500万円+副業」なのに「稼げば稼ぐほど借金ばかりが膨む」…タイミーを続ける43歳ライターの借金の"根源"

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大手IT企業に勤めていた頃の小島さん
大手IT企業に勤めていた頃の小島さん(写真:筆者撮影)
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その時期は、退職、失恋、コロナ感染と悪いことが重なった。もともとはギャンブルをしたことがなかったが、競艇では1日に20万円負けたことがある。1年経たぬうちに合計400万円近くを失った。

「実は今でも競艇はやめられていません。けど、『今日はこの額で、負けたら終わり』と、ストップをかけられるようになりました」

「最悪、自己破産すればいい」

こんな状況だったが、小島は最後の一線だけは守っていた。

「付き合っていた彼女や仕事先からお金を借りたことはありません。友人や飲み仲間がいてくれたので、なんとかギャンブル漬けにならずに済みました」

なぜギャンブルに走ってしまったのか。さらなる借金をどう考えているのか。

「『しょせん、金だろ』って思ってるんですよ。いくら借金が増えても、命を取られるわけじゃない。『最悪、自己破産すればいいじゃん』ぐらいの感覚があります」

小島さんが働くバー(写真:本人提供)

小島は現在、任意整理をしていると答えた。

「リボをずっと払い続けても元金が減らないので、一人ではダメだと思って。司法書士に入ってもらっています。カード会社と交渉してくれて、毎月決められた額を払うようにまとめてもらいました。全額払うまでに3年ほどかかります」

任意整理は、カード会社などの債権者と交渉し、毎月の返済額や返済期間を組み直す手続きだ。自己破産のように借金そのものがなくなるわけではなく、原則として元金は返していく。逆に自己破産は裁判所に申し立て、認められれば、借金の支払いから逃れられる。ただし、財産の処分があるなど制約は多い。

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