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ライフ #「現金とっぱらい」の現場で

「本業年収500万円+副業」なのに「稼げば稼ぐほど借金ばかりが膨む」…タイミーを続ける43歳ライターの借金の"根源"

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大手IT企業に勤めていた頃の小島さん
大手IT企業に勤めていた頃の小島さん(写真:筆者撮影)
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本人が覚えている範囲では、クレジットカード1枚でショッピングに30万円、キャッシングに30万円で計60万円。3枚で合計180万円ほどの借金になっていた。それだけの借金があるのに、カード3枚分のリボ払い1万5000円を返すのに精一杯だった。

「それでも『働き出したらなんとかなるだろう』と思ってました。最低限払っていたので督促は来ませんでした」

危機感はなく、借金について親や友人には話したことがなかった。

日雇いの仕事で月1万5000円のリボ払い

大学卒業後、小島は出版社で1年間アルバイトをした。月に20万~30万円の収入だったが、借金を返すことは考えなかった。1年後、仕事がなくなると「カードのリボだけでも払わないと」と考え、日雇いのバイトを探した。

「リボ払いの1万5000円くらい、日雇いを1~2日やれば払えますからね」

仕事内容は搬入などの力仕事だった。やがて小島はAmazonの物流倉庫の仕事を見つける。

「巨大な倉庫の中を、カートのようなものを押して、棚から商品を取る仕事です。当時は週3日ほど働き、日給は約8000円。報酬は1週間分まとめて支払われました。数年続けましたが、東日本大震災で仕事が止まりました。仕方なく、実家にあった商品券を換金したら、親にバレました。さすがに『情けない』と思い、地図の会社で契約アルバイトをして月に10万~15万円を返済に充て、借金を返し始めました」

スポットバイト(タイミー)で派遣された卸売市場(写真:本人提供)
卸売市場での業務(写真:本人提供)

小島は地図会社の次に大手IT企業にバイトで潜り込み、正社員となった。そして、30歳のとき、およそ10年かかってリボ払いを終えた。

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