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地方にもある“現金とっぱらい仕事”
川口隼人(44歳・仮名)は4年前から関東地方のある高原リゾート地域で働いている。住んでいるのは人口が少ない別荘地で、普段は人影もまばらだ。まずは、川口の現在の仕事を聞こう。
「飲食店のアルバイトと現金払いの仕事で、収入は半々ぐらいです。平日は大手飲食チェーンで接客しています。週3~4日、正午から午後10時。1日10時間の労働で、時給1300円で1日1万3000円になります。この店はシフトが自由なんです。事前に希望を出せば、午後に用事がある日は休めるので、僕の生活に合っています。ただ、アルバイトだけでは生活できないので、いろんな働き方をしているんです」
別荘の維持には意外に手間がかかる。特に冬の雪。公道には除雪車が入るが、枝分かれした私道では雪が片付けられない。そこで発生するのが、人力による雪かきの仕事だ。
「貸別荘は道路から建物まで雪があるとお客さんが入れません。この辺りは若い人が少ないので、別荘のオーナーから僕のところに雪かきの依頼が来ます」


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