有料会員登録
ライフ #「現金とっぱらい」の現場で

「本業年収500万円+副業」なのに「稼げば稼ぐほど借金ばかりが膨む」…タイミーを続ける43歳ライターの借金の"根源"

11分で読める
大手IT企業に勤めていた頃の小島さん
大手IT企業に勤めていた頃の小島さん(写真:筆者撮影)
2/7 PAGES
3/7 PAGES
4/7 PAGES
5/7 PAGES

小島は稼げないのではない。年収が上がって社会的信用がつくと、むしろ借金が増えてしまうタイプなのだ。信用を“自分の金”として使った末、借金は再び膨らみ、150万円になった。

「収入は上がったんですけど、やってることは20代と変わりません」

ギャンブル中毒で生命保険を解約

しかし、外資系に転職したばかりの時期、コロナ禍が始まった。小島は毎日のように外国人とオンラインミーティングをして、多忙を極め、精神的に参ってしまった。結局、外資系企業は半年ほどで退職し、カードの支払いは残った。

フリーランスで仕事を始めたものの、コロナ禍で外に出られなくなった小島は、最悪の選択をしてしまう。

「フリーの仕事はしていました。でも、コロナ禍で外に出られない。『なんか金を稼げることないかな』と、競艇に出会いました。『これで勝てば一発で返せる』と考えました」

刺激も欲しかった。軽い気持ちで始めたギャンブルである競艇に小島はのめり込んだ。

「でも、ギャンブルは負けます。還元率75%ぐらいの世界なんで、100万円使っても75万円しか返ってこない。それでも『俺だけは勝てる』と考えちゃうんです」

40歳近い大人が、初めてギャンブルに出会うと、どんなことになるのか。

「競艇場は全国に24場あり、開催していれば平日も土日も朝から夜まで賭けることができます。最後の会社は退職金が出たのですが、その100万円も競艇につぎ込みました」

大金は一瞬で消えた。

「手をつけてはいけないお金も失いました。積み立てていた自分の生命保険です。それが300万円ほどでした。当時は熱くなっていてわからないんですが、冷静に考えるとギャンブル中毒です」

6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数