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ライフ #井手隊長のラーメン見聞録

「暑すぎるのでつけ麺専門にします」 行列ラーメン店で続々と「酷暑対策」が実施。「メニュー特化」「車待機OK」創意工夫の実態

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夏の間、冷やしラーメン専門として営業することを伝える張り紙
近年、夏場になると冷やしメニューに力を入れる店が増えている(写真:筆者撮影)
  • 井手隊長 ラーメンライター/ミュージシャン
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実際、近年は夏場になると冷やしメニューに力を入れる店が急増している。東京・東十条の人気店「La Maison du Ramen ビスク」は、その代表例だ。濃厚な海老ラーメンで知られるお店だが、夏になると冷やしメニュー専門店に姿を変える。以前取材した際も感じたが、単なる季節限定商品ということではなく、暑い時期に最適な店の形を模索している印象だった。

「La Maison du Ramen ビスク」の冷やしオマール海老ラーメン(写真:筆者撮影)

行列店が「行列対策」を強化しつつある

酷暑対策は、メニュー特化に限らない。例えば「行列対策」に力を入れる店も増えている。近年急速に増えているのが記帳制だ。店頭に記帳台を置き、名前を書いた順番で入店できる仕組みである。

店頭に置かれた記帳台の例(写真:筆者撮影)

この方式のメリットは大きい。例えば朝の散歩中に名前を書いておく。買い物を済ませる。昼になったら再び店へ向かう……これだけで長時間並ばずに済む。

特に地元客との相性がいい。遠方から来た人だけでなく、普段から店を支えている常連客にとっても利用しやすい。最近はEPARKなどのシステムを導入する店も増えた。スマートフォンから順番待ちができるため、店頭で待つ必要がない。ラーメン業界は伝統的にアナログな世界だったが、酷暑を背景にデジタル化も進み始めている。

アナログだったラーメン界だが、酷暑を背景に、EPARKを活用する店も増加している(写真:筆者撮影)

その他にも、予約システムの採用も進んでいる。今では「TableCheck」や「OMAKASE」などを活用する店が増え、事前決済で席を確保するスタイルも珍しくなくなった。

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