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乗り心地、ハンドリング、コーナリングを高次元で両立…ボルボの新型EV「EX60」がゲームチェンジャーである所以

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国際試乗会で用意されたボルボ「EX60」(写真:VOLVO)

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ボルボが今年1月にストックホルムで世界初公開した新型EV「EX60」は、これまではEV専業メーカーか、それに準ずる自動車メーカーしか採用してこなかった様々な新技術を一挙に採用した意欲作だ。

そうした新技術のなかには、バッテリーを直接フレームに搭載する効率的な車体構造のほか、SDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)に対応するコア・コンピューティング・システム、車体の軽量化や生産の効率化などに劇的な効果をもたらすメガキャスティングなどが含まれていた。

【写真】今年後半に日本導入予定、ボルボの新型EV「EX60」のディテールを確認する(80枚)

ボルボがゲームチェンジャーとして位置づけたEX60

ボルボの新型EV「EX60」のサイドシルエット(写真:VOLVO)

こうした技術によりEV特有の弱点を克服するとともに、ボルボらしい先進安全技術をいち早く取り込むことで、EV市場で先行する中国自動車メーカーとは一線を画す製品を完成させて、EVの普及に弾みをつけることを目指したのがEX60である。ボルボ自身はこのモデルを「ゲームチェンジャー」と呼び、ボルボのEV戦略が新時代に入ったことを声高に宣言している。

なるほど、こうした施策は、もともとEVに関心を抱くデジタル・ネイティブ世代には有効な手立てかもしれない。けれども、プレミアムブランドと呼ばれる高級自動車メーカーの製品を愛好してきた顧客層は、ブランドごとに異なる走りの質や味にその趣味性を見出し、これをもとにクルマ選びを行ってきた。

そうしたファンの視点でいえば、EX60は単にデジタル化を強力に推進しただけのEVとしか映らなかったことだろう。

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