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乗り心地、ハンドリング、コーナリングを高次元で両立…ボルボの新型EV「EX60」がゲームチェンジャーである所以

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国際試乗会で用意されたボルボ「EX60」(写真:VOLVO)
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EX60のインテリア(写真:VOLVO)

かくいう私もそうした懸念を抱くひとりだった。というのも、ボルボはプレミアムブランドの一員とされてきながら、走りの質や味という点において、このクラスの代表的な存在であるメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといったジャーマン・プレミアムブランドに追いついていなかったからだ。

これは私ひとりの意見ではなく、前述したストックホルムでの発表会では、ボルボを率いるホーカン・サムエルソンCEO自身が「たとえば15年前であれば、ボルボのエンジン車はBMWやメルセデスと肩を並べるプレミアムカーとは言えなかったかもしれません」と語り、私を驚かせたのである。

スペインで開催された国際試乗会でEX60をドライブ

スペインで開催された国際試乗会の様子(写真:VOLVO)

そんなEX60の走りを確認する機会が、ようやく訪れた。スペイン・バルセロナ周辺でEX60の国際試乗会が開催されたのだ。

今回の試乗会に用意されたのは、中間グレードで主力製品となることが期待されている「P10 AWD エレクトリック」と「P6 エレクトリック」の2タイプ。これ以外に最上級グレードの「P12 AWD エレクトリック」が設定されているが、今年後半と見込まれるEX60日本導入時には、まずP10 AWD エレクトリックを発売。追ってP6 エレクトリックをリリース予定する計画とのことなので、ここではP10 AWD エレクトリックの印象を中心にリポートしたい。

なお、これ以降はP10 AWD エレクトリックを「P10」、P6 エレクトリックを「P6」と表記するのでご留意いただきたい。

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