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ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」は実話!主人公モデルの小浜市教育長、教育困難校から始まった探究を経て育む「挑戦する力」

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生徒と宇宙サバ缶
「宇宙サバ缶」の探究で知られる小浜市の教育とは?(撮影:小坂康之氏)

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高校生たちが2006年から研究開発に取り組み続けた「サバ醤油味付け缶詰」が、20年にJAXA認証の宇宙日本食として国際宇宙ステーションへ届けられた――26年4月期月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)は、14年にわたり代々受け継がれてきたこの大きな挑戦を基に描かれている。

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同ドラマの主人公教諭のモデルとなったのが、福井県立若狭高等学校で探究活動を指導してきた小坂康之氏だ。昨年4月に小浜市政史上最年少で教育長に就任した小坂氏に、高校教諭時代に形成された教育観や、小浜市に根付く探究学習の特色などについて聞いた。

「上から目線の指導」で失敗した若手時代

――福井県立小浜水産高等学校は、全国の水産高校で2番目に国際的な食の衛生管理手法「HACCP」を取得、それを機に生徒の声から「宇宙サバ缶」の取り組みが始まったとのことですが、最初に赴任された頃は「教育困難校」だったそうですね。

当初は授業中、9割くらいの子が寝ていました。私は水産大学で学び、上下関係の厳しい船の世界の影響を受けていたこともあって「教師は生徒の上に立たなければ」と思い込み、海岸の駐車場で叱り方の練習をしたこともあります。指導力がないと思われたくないなどのプライドが先に立ち、話を聞く前に“上から目線”の指導をしていたので、当然、生徒たちは向き合ってくれませんでした。

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