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ライフ #井手隊長のラーメン見聞録

「10日で投資を回収」「オペレーションも軽くなる」…横浜家系ラーメン「壱角家」が油そば店を併設し始めた理由が凄すぎた

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「油そば総本店」外観
家系ラーメン+油そばの「二刀流ハイブリッド店」構想とは?(写真:筆者撮影)
  • 井手隊長 ラーメンライター/ミュージシャン
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そんな「ハイブリッド文化」が、なぜ近年は影を潜めていたのか。

理由は単純だ。「壱角家」が強すぎたのである。

家系ラーメンブームの追い風を受け、「壱角家」は圧倒的な成長を遂げた。川島社長いわく「化け物みたいな数字」が出たことで、複合業態を考える必要がなくなっていたという。

「壱角家」は新宿駅近辺の地下立地で月商1200万円を叩き出す化け物級(写真:筆者撮影)

だが、上場後の値上げ、中国インバウンド需要の変化、物価高などもあり、ここ最近は既存店の伸びに陰りも見え始めた。家系人気そのものが衰えたわけではない。しかし、「壱角家一本足打法」への危機感はあった。

“二番手”として優秀な「油そば」

そこで再び浮上したのが、過去に成功体験を持つ「ハイブリッド」だった。

「松屋」がカレーの「マイカリー食堂」やとんかつの「松のや」を併設して売り上げを伸ばしていることも大きなヒントになった。かつて成功していたハイブリッド店舗で再起を図ったのである。そして白羽の矢が立ったのが「油そば」だ。

実はガーデンは、油そばブーム以前から油そばに着目していた。川島社長自身、早稲田の有名店で食べた油そばに衝撃を受け、「これは将来伸びる」と感じていたという。

「油そば総本店」の油そばは多彩なカスタマイズが人気(写真:筆者撮影)

実際、「油そば総本店」は14〜15年続くブランドで、年商1億2000万〜1億3000万円、営業利益率30%近くという驚異的な収益性を誇る。

ただし、家系ラーメンほどの「爆発力」はない。

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