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「借金4億・倒産寸前」特売もチラシもやめた…マイク1本から「16期連続増収」を果たした"寅さん"スーパーの奇跡

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ひまわり市場の那波社長
マイクパフォーマンスで有名なひまわり市場の那波社長(写真:ひまわり市場提供)

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「見た目じゃねぇんだ! 人間もエビフライも、外面じゃないんだ。中身が大事!」

「だれよりも闘志で寿司を握る、そんな姿にしびれる野郎が続出。ついた名前は、“ひまわり市場の矢沢永吉”!」

夕飯の食材を探す買い物客が、おもわず「プッ」とふき出した。

「人生もステーキも豪快に」(写真:ひまわり市場提供)
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1本のマイクを握り締め、『男はつらいよ』の寅さんばりの話術で店内をねり歩く1人の男。人々が「奇跡のスーパーマーケット」と呼ぶ「ひまわり市場」の代表取締役・那波秀和さんだ。

1日に合計4時間、マイクでしゃべる。店内を見渡せば、熱い言葉で書かれたポップが所狭しと並ぶ。

「旬を味わうのは、我々人類の貴重な権利と義務!」

社長の熱い魂が込められたポップの数々(写真:ひまわり市場提供)

那波さんの熱が込められたマイクパフォーマンスとポップは、これまでに何度もテレビに取り上げられ、東京、青森、山口、そしてブラジルと国境すらも超えて客が押しかける。

八ヶ岳のビックリ箱

ひまわり市場があるのは、山梨県八ヶ岳のふもと。人口約5500人の北杜市大泉町。それなのに1日の平均来店者数は1000人以上。約180坪のたった1店舗のみで、年商は約13億円。16期連続増収・16期連続黒字を達成する。チラシは打たない。特売もしない。商品の9割は、テレビCMで目にしないような「こだわり商品」だ。

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