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ビジネス #鈴木敏文の生涯

〈コンビニの父が逝く〉セブン鈴木氏が起こした小売り革命、後世にも引き継がれていく「顧客起点」の経営思想

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セブンーイレブン
1974年に開業したセブンーイレブンは、日本の小売業のあり方を大きく変えてきた(写真:セブンーイレブン・ジャパン)

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セブン&アイ・ホールディングス元会長の鈴木敏文氏が5月18日、93歳で死去した。デジタル特集「鈴木敏文の生涯」の3回目では、鈴木氏の足跡と功績をたどった。


日本に初めてセブンーイレブンが出店したのは1974年のこと。当時、北海道など一部の地域を除き、日本にはまだコンビニエンスストアと呼ばれる店がほとんど無かった。

そうした時代に、日本で初めてコンビニの全国展開に乗り出したのが、当時、イトーヨーカ堂で取締役を務めていた鈴木敏文氏だ。

鈴木氏は、東京・豊洲で酒屋を経営していた当時24歳の山本憲司氏の協力を得て、1号店である「セブンーイレブン豊洲店」を出店した。

この約20坪(66㎡)という小さな酒屋を改装したコンビニが、その後の小売業のあり方を大きく変えることになる。

初めて売れた商品はサングラス

1号店で最初に売れた商品はサングラスだった。酒屋時代に扱ったことのない商品ばかりで、開業初期は何が売れるのか見当もつかず、まさに手探り状態で営業を続ける日々が続いたという。

「日本にコンビニという業態がない時代、どうしたらお客様に喜んでいただけるか、一緒に知恵を絞って汗をかいてくださった」

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