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42年ぶり復活「多摩湖駅」、複雑な西武線の歴史

3月13日に駅名が多摩湖駅に変更された西武多摩湖線の西武遊園地駅。仮駅時代を含めて2回の移転と4回の駅名変更を行い、今回が5回目となる(筆者撮影)
多摩湖線回田(めぐりた)信号場の西端を通過する9000系。この先の単線となった付近に村山貯水池駅(仮)があった。9000系は2020年10月から同線で営業運転を開始したが「西武遊園地」の幕はわずか5カ月で見納めとなった(筆者撮影)
現在の村山貯水池、通称多摩湖。東京の水がめであるとともに、完成時は観光スポットとして多くの行楽客を集めたという(筆者撮影)
村山貯水池前駅があったといわれる場所は現在では完全に宅地化されている。駅跡の手前を横切る鉄橋は西武多摩湖線。鉄橋ができたのは村山線廃止後のことだ(筆者撮影)
正式な場所に移転した村山貯水池駅は築堤部分にあり、現在も車止めの跡が確認できる。この駅は後に狭山公園前駅を経て多摩湖駅に改称された(筆者撮影)
村山貯水池から狭山公園を望む。公園の右上に見える築堤が初代村山貯水池駅→狭山公園前駅→多摩湖駅跡で、左に見える跨線橋が現在の西武遊園地駅。その間にある鉄橋の向こう側が村山貯水池前駅→狭山公園駅→二代目村山貯水池駅。なお、(旧)西武鉄道は右手前に300m延伸する計画があったが頓挫した(筆者撮影)
村山線野口信号場は道路の突き当たり付近にあった。左に向かって分岐しているのが現在の西武園線。手前にまっすぐ延びる道路が村山線の廃線跡だ(筆者撮影)
西武園駅は1950年5月23日に臨時駅として開業。翌年に村山貯水池駅を統合して常設駅となった(筆者撮影)
現在の西武球場前駅。武蔵野鉄道山口線の狭山公園駅→村山貯水池際駅→村山駅から300m移設して、西武鉄道狭山線狭山湖駅として開業した(筆者撮影)
遊園地前駅(初代西武遊園地駅)を発車した山口線(二代目)のSL列車。SLは1972年から運行し、山口線の名物となっていた(筆者撮影)
遊園地西駅に入線する8500系「レオライナー」。写真は2017年のもので、背後に写っているジェットコースター(現在は撤去)のあった場所に二代目山口線の遊園地前駅があった(筆者撮影)
西武鉄道の多摩湖線と山口線の乗り換え駅である西武遊園地駅が、2021年3月13日のダイヤ改正と同時に「多…