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ライフ #だから、ひとり暮らし

"60代バツなしおひとりさま"折原みとが慈しむ湘南のひとり暮らし、「あ、これでいいんだ」を伝えたい—100万部作家の今

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小説『時の輝き』が110万部のベストセラーを記録した折原みとさんの自宅を訪ねた(撮影:梅谷秀司)
  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰

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急増するひとり暮らし世帯を訪ね、その住まいから住人の暮らしと人生をひもとく連載「だから、ひとり暮らし」。今回は、湘南で30年近く暮らす漫画家・小説家の折原みとさん(62)を訪ねた。

1985年に漫画家デビュー。小説『時の輝き』は110万部のベストセラーとなり、映画化もされた。少女漫画から小説、エッセイまで、40年にわたって少女たちの恋やときめきを描き続けてきた。

その折原さんに、いま恋愛をどう思うかと尋ねると「なんかもう、めんどくさくなってきたんですよね」と、屈託なく笑う。2025年に始めたInstagram「60代バツなしおひとりさま」では、結婚の経験がなく子どもがいない60代の楽しい日常を発信し、共感を集めている。

59歳で弓道を始め、湘南の家のほかにも、拠点を3つ持つ。62歳にして「私なんてまだ若者」と言うその軽やかさは、どこから来るのだろうか。

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執筆・愛犬・海—“折原みと”をつくる湘南の家

海を見下ろす高台に、折原さんの家はあった。少女漫画の世界から抜け出したような、洋風の一軒家だ。門からのアプローチには、たくさんの庭木が植えられ、玄関に入ると気持ちの良い吹き抜けがある。広々とした空間にアンティークな家具が置かれ、そのなかを愛犬のハルちゃんが自由に行き来している。

折原さんはここで思う存分執筆し、愛犬と戯れ、ご近所さんとの交流を楽しみ、疲れたらベランダから海を眺める。ここは“折原みと”という作家の才能を育み、生かすための家だ。

折原みと(おりはら・みと)漫画家・小説家。1964年、茨城県生まれ。1985年に漫画家、1987年に少女小説家としてデビュー。2025年に作家生活40周年を迎えた。著書に青い鳥文庫『きみと100年分の恋をしよう』シリーズなど。2024年に防災士の資格を取得。Instagram(@60life_mito)で「60代バツなしおひとりさま」の暮らしを発信し、エッセイ本『60代おひとりさま、毎日ごきげん暮らし』を出版(撮影:梅谷秀司)
【写真を見る】"60代バツなしおひとりさま"折原みとが慈しむ湘南のひとり暮らし、「あ、これでいいんだ」を伝えたい—100万部作家の今(10枚)
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