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ライフ #だから、ひとり暮らし

"60代バツなしおひとりさま"折原みとが慈しむ湘南のひとり暮らし、「あ、これでいいんだ」を伝えたい—100万部作家の今

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小説『時の輝き』が110万部のベストセラーを記録した折原みとさんの自宅を訪ねた(撮影:梅谷秀司)
  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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漫画や小説を書いてきたのも、読んだ人に元気になってほしいという思いから。Instagramも発信の仕方が変わっただけで、考え方は一緒です」

Instagram「60代バツなしおひとりさま」のアカウントでは日々の暮らしで感じることを率直につづっている(画像:Instagram mito 60代バツなしおひとりさま/@60life_mitoより)

実際、フォロワーからは「折原さんの楽しそうなInstagramを見ていたら、おひとりさまでも別にいいやと思えた」という声が数多く届く。

では、恋やときめきを描いてきた作家は、いまは恋愛をどう思っているのか。

「私も、恋愛をしなきゃいけないんじゃないかなと、思ってた時期はあったんですね。でも、なんかもうね、めんどくさくなってきたんです。恋愛は、しなきゃならないものではなく、恋に落ちたら、勝手に好きになるんだから。

でもこの令和の時代になっても、固定観念ってあるんですよね。『なんで結婚しないの?』とか、『なんで彼氏いないの?』とか……正直『またかよ』って感じ(笑)。

毎日の生活は、とても楽しいですからね。好きでもない男性と無理に会話するより、海で泳いでるほうが楽しいんです」

一方でひとり暮らしだからこそ、近所の人たちとのコミニュケーションや災害時の備えなどについても大切にしているという。2024年には防災士の資格も取得、地域の自主防災組織などで活動するなど、地に足を着けた暮らしを送る。

庭にはテーブルとベンチが置かれている(撮影:梅谷秀司)

新しいことを始めると、「私なんてまだ若者じゃん」と思う

50代のころは、新しいことを始めるのに年齢を理由にためらうこともあった。59歳で弓道を始め、60歳を過ぎると、そのためらいはすっと消えた。

「弓道の道場には70代、80代の先生方がいらして、すごくかっこいいんです。こういう年齢に関係ない世界があるんだと知りました。

去年からはバドミントンも始めたんですけど、そこにも70代、80代の方がいます。新しいことに飛び込んでみたら、想定以上にたくさんの人生の先輩たちがいるので、『なんだ、私なんてまだ若者じゃん』って思っています」

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