漫画や小説を書いてきたのも、読んだ人に元気になってほしいという思いから。Instagramも発信の仕方が変わっただけで、考え方は一緒です」
実際、フォロワーからは「折原さんの楽しそうなInstagramを見ていたら、おひとりさまでも別にいいやと思えた」という声が数多く届く。
では、恋やときめきを描いてきた作家は、いまは恋愛をどう思っているのか。
「私も、恋愛をしなきゃいけないんじゃないかなと、思ってた時期はあったんですね。でも、なんかもうね、めんどくさくなってきたんです。恋愛は、しなきゃならないものではなく、恋に落ちたら、勝手に好きになるんだから。
でもこの令和の時代になっても、固定観念ってあるんですよね。『なんで結婚しないの?』とか、『なんで彼氏いないの?』とか……正直『またかよ』って感じ(笑)。
毎日の生活は、とても楽しいですからね。好きでもない男性と無理に会話するより、海で泳いでるほうが楽しいんです」
一方でひとり暮らしだからこそ、近所の人たちとのコミニュケーションや災害時の備えなどについても大切にしているという。2024年には防災士の資格も取得、地域の自主防災組織などで活動するなど、地に足を着けた暮らしを送る。
新しいことを始めると、「私なんてまだ若者じゃん」と思う
50代のころは、新しいことを始めるのに年齢を理由にためらうこともあった。59歳で弓道を始め、60歳を過ぎると、そのためらいはすっと消えた。
「弓道の道場には70代、80代の先生方がいらして、すごくかっこいいんです。こういう年齢に関係ない世界があるんだと知りました。
去年からはバドミントンも始めたんですけど、そこにも70代、80代の方がいます。新しいことに飛び込んでみたら、想定以上にたくさんの人生の先輩たちがいるので、『なんだ、私なんてまだ若者じゃん』って思っています」


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