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ライフ #だから、ひとり暮らし

"60代バツなしおひとりさま"折原みとが慈しむ湘南のひとり暮らし、「あ、これでいいんだ」を伝えたい—100万部作家の今

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小説『時の輝き』が110万部のベストセラーを記録した折原みとさんの自宅を訪ねた(撮影:梅谷秀司)
  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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自分の体験や暮らしを素材に物語を紡ぐ作家にとって、身の回りの環境はそのまま作品の源泉になる。20代の作品は東京が舞台になることが多く、10代の少女たちの物語は、自分自身が少女時代に感じた“ときめき”から生まれていた。

「10代の時の貯金で書いてたんですよね。でも、それっていつまでも続くわけじゃないじゃないですか。アウトプットばっかりで、インプットする隙がなかった。こんなことしてたら絶対枯渇するに決まってるって思いました」(折原さん 以下の発言すべて)

10月から「週刊女性」で新連載『プリンセス愛子物語』が始まった。画像は制作中の様子(画像:折原みと公式Instagram/@mitorin.kより)

転機は、小笠原への旅だった。海や自然、そこで生きる人たちに触れ、昼間に起きて太陽のもとで暮らしたいと思った。もともと海が好きで、子どものころから、いつか海のそばに住みたいという夢があった。

「『じゃあ、もう今だ』と思って」

33歳で、湘南に移った。

拠点づくりはモチベーションのカンフル剤

湘南に移ってからの作品には、海や自然が増えた。身の回りを素材にする作家にとって、住む場所を変えることは、新しいインスピレーションを得ることにつながった。

その経験もあってか、折原さんは湘南に根を下ろしたあとも、拠点を足してきた。

「湘南に引っ越してきたときには、それまでの生活がもう180度変わって、自然に囲まれた伸び伸びした生き方を、作品に落とし込むようになったんです。

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