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「グローバリゼーション」を捉え直す
一般に「グローバリゼーション」という言葉が広く使われるようになったのは90年代の後半頃からで、それは情報化や金融市場のボーダーレス化が地球規模で進展し、ヒト・モノ・カネ・情報が文字どおり瞬時に国境を越えて行き交うようになった状況を指してのことだった。
その意味では、「グローバリゼーション」は比較的近時の“新しい”現象であるように見える。
しかしながら、「グローバリゼーション」という言葉の意味を「人間の活動が何らかの形で地球全体に拡散していくこと」と理解するならば、私たちが「グローバリゼーション」を経験するのは現在が初めてではないことに気づく。
すなわち、約20万年前に私たちの祖先たるホモ・サピエンスがアフリカで生まれて以降、実は人類は過去に2度の大きな「グローバリゼーション」をすでに経験しており、したがって現在進行中の「グローバリゼーション」は人類史における“3度目の「グローバリゼーション」”であって、しかもいま私たちはさらにその次のフェーズに進もうとしているのだ。



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