自分は「心配性の最上級」
自分のことを「心配性の最上級」だと思っていました――。こう打ち明けるのは、北海道在住の50代女性、ナカタさん(仮名)。今では趣味のバドミントンや手芸、そしてボランティア活動にと充実した毎日を送っているが、数年前は「楽しいことをしていても、不安な気持ちがふと頭をよぎるので、100%楽しめませんでした」と振り返る。
ナカタさんが抱えていた不安な気持ちとは、「友だちとの待ち合わせに遅れたら、嫌われてしまうのではないか」「車を運転中にうしろから救急車が来たけれど、渋滞で道を空けることができなかった。それで搬送が遅れて、患者さんが亡くなったらどうしよう」といったことだ。
現実に起こらないとは言いきれないが、通常はそこまで考えないだろう。だが、ナカタさんにはその確度が高いように思えた。
「待ち合わせ時刻に30分の余裕を見ても、もしかしたら着かないかもしれないと心配になり、1時間、2時間前に着くように行動することもありました」。そのうちに、眠れない、寝ても1~2時間おきに目が覚める、口が乾く、トイレが近くなる、渋滞に巻き込まれると動悸が止まらなくなるなど、生活への影響が大きくなってきた。


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