有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #鉄道最前線

神戸電鉄、路線も経営も「山あり谷あり」の歴史 六甲山地を駆ける有馬温泉への足、「登山電車」の一面も

8分で読める
神戸電鉄三田駅で出発を待つ新開地行き電車。かつては有馬まで国鉄有馬線も走っていた(編集部撮影)
  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長

INDEX

【写真を見る】神戸電鉄、路線も経営も「山あり谷あり」の歴史 六甲山地を駆ける有馬温泉への足、「登山電車」の一面も(54枚)

神戸といえば港町。大型の客船や貨物船が港に入ってくる様子が思い浮かぶかもしれないが、車窓からそうした風景がいっさい見えないのが神戸電鉄だ。

沿線に観光地があり、山岳鉄道でもある鉄道7社が加盟する「全国登山鉄道‰会(パーミル会)」の一角を占める。路線の大半は神戸市内だが、山を越え、谷を越えて走るのが神戸電鉄の特徴だ。最初の路線が開業したのは1928年。2028年には開業100年を迎えるが、経営もなかなかの山あり谷ありだった。

「パーミル会」の一員

神戸電鉄の路線は最急勾配が50パーミル(‰)。1000m進むと50m標高が上がるという意味だ。湊川―鈴蘭台間や、箕谷―谷上間などに多数存在しているという。

最急勾配が50‰というのは同じパーミル会に加盟する南海電気鉄道の高野線や叡山電鉄の鞍馬線と同じ。やはりパーミル会である富士山麓電気鉄道富士急行線の最大40‰よりも急な坂を登る。六甲山を登って有馬温泉に向かう登山電車が神戸電鉄というわけだ。

【路線図と写真を見る】登山電車のような急勾配を駆ける通勤電車。神戸市中心部と有馬温泉・三田などを結ぶ神戸電鉄はどんなところを走っている?かつて三田―有馬間に存在した「国鉄有馬線」の廃線跡の現在は?
2/7 PAGES
3/7 PAGES
4/7 PAGES
5/7 PAGES
6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数