有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「私、褒めるのが下手で…」そんなお母さんほど"声かけ"で子どもの行動を変えられる意外なワケ

8分で読める
発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!
子どもの困った行動が変わり始める「声かけ」の考え方とは?(写真:EKAKI/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士

INDEX

「もしかして、うちの子って他の子と少し違うのかもしれない」
声をかけても、まったく聞いていないように見える。
他の子が自然にできることを、うちの子だけが苦手にしている。
ママ友や先生に相談しても、どこか話が噛み合わない。
「発達障害」「グレーゾーン」という言葉は気になる。
でも、すぐに認めるのはこわいし、できれば大ごとにはしたくない――。
そんな「言葉にならない違和感」を抱えながら、毎日の子育てに疲れ切っている親御さんは少なくありません。
脳科学をベースに、家庭でできる発達支援を提案してきた吉野加容子氏の新刊『発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』では、子どもの困った行動を「性格」や「わがまま」ではなく、「脳の特性」から捉え直す方法を紹介しています。
今回は本書から、子どもの行動が変わり始める「肯定のシャワー」の考え方を一部紹介します。

「褒める」が苦手でも、肯定はできる

『発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

私、褒めるのが下手なんです

発達障害・グレーゾーンの子育てに悩むお母さんたちから、私はよくこんな言葉を聞きます。

「すごいね」
「えらいね」
「よくできたね」

そんなふうに明るく褒めてあげた方がいいとはわかっている。
けれど、いざわが子を前にすると、うまく言葉が出てこない。
褒めようと思っても、どこを褒めればいいのかわからない。
無理に褒めると、わざとらしくなってしまう。
子どもに「なに急に?」という顔をされて、余計に気まずくなる
そんな経験はありませんか?

でも、安心してください。
脳を育てる声かけに必要なのは、上手に褒めることではありません
大げさな褒め言葉を並べることでもありません。

大事なのは、子どもが「今できている事実」に気づき、それを短く言葉にすることです。

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数