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「もしかして、うちの子って他の子と少し違うのかもしれない」
声をかけても、まったく聞いていないように見える。
他の子が自然にできることを、うちの子だけが苦手にしている。
ママ友や先生に相談しても、どこか話が噛み合わない。
「発達障害」「グレーゾーン」という言葉は気になる。
でも、すぐに認めるのはこわいし、できれば大ごとにはしたくない――。
そんな「言葉にならない違和感」を抱えながら、毎日の子育てに疲れ切っている親御さんは少なくありません。
脳科学をベースに、家庭でできる発達支援を提案してきた吉野加容子氏の新刊『
発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』では、子どもの困った行動を「性格」や「わがまま」ではなく、「脳の特性」から捉え直す方法を紹介しています。
今回は本書から、子どもの行動が変わり始める「肯定のシャワー」の考え方を一部紹介します。
「褒める」が苦手でも、肯定はできる
「私、褒めるのが下手なんです」
発達障害・グレーゾーンの子育てに悩むお母さんたちから、私はよくこんな言葉を聞きます。
「すごいね」
「えらいね」
「よくできたね」
そんなふうに明るく褒めてあげた方がいいとはわかっている。
けれど、いざわが子を前にすると、うまく言葉が出てこない。
褒めようと思っても、どこを褒めればいいのかわからない。
無理に褒めると、わざとらしくなってしまう。
子どもに「なに急に?」という顔をされて、余計に気まずくなる。
そんな経験はありませんか?
でも、安心してください。
脳を育てる声かけに必要なのは、上手に褒めることではありません。
大げさな褒め言葉を並べることでもありません。
大事なのは、子どもが「今できている事実」に気づき、それを短く言葉にすることです。
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