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キャリア・教育

「私、褒めるのが下手で…」そんなお母さんほど"声かけ"で子どもの行動を変えられる意外なワケ

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発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!
子どもの困った行動が変わり始める「声かけ」の考え方とは?(写真:EKAKI/PIXTA)
  • 吉野 加容子 発達科学コミュニケーション代表・学術博士
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この経験が積み重なると、子どもは少しずつ自分から動けるようになります。
人を育て、脳を育てるのは、下心のない、成長の感動です。

早いご家庭では、2〜3週間で変化の手応えを感じることもあります。

3〜4カ月ほど続ける中で、
「あれ、この子、変わってきたな」
と感じるお母さんもたくさんいます。

BB弾でお母さんを撃っていた子が、やさしい青年に変わった

これまで、私はたくさんの親子の変化を見てきました。

ひと言もしゃべらなかった子が、おしゃべりになったことがあります。
BB弾でお母さんを撃っていた子が、大学に進学し、やさしくて面白い青年に成長したこともあります。
暴力的で、友達がただの一人もいなかった子が、ある趣味に没頭し、その趣味を通じて友達に囲まれるようになったこともあります。

180度変わった彼を見たお母さんは、こう話してくれました。
「趣味に没頭して、目をキラキラさせている姿を見ると、あのとき頑張ってホントによかった……」

これは、きれいごとではありません。
最初からスムーズに変わったわけでもありません。
毎日うまくいったわけでもありません。
お母さんが怒ってしまう日もありました。
子どもが荒れる日もありました。

「本当に変わるのかな」と不安になる日もありました。
それでも、できたことに注目する。

短く肯定する。
失敗しても戻ってこられる場所をつくる。
その積み重ねが、子どもの脳に新しい回路をつくっていったのです。

脳の変化は、一夜で起きるものではありません。

朝、笑顔で「おはよう」と言う。
できたことを、ひと言肯定する。
失敗しても「大丈夫」と伝える。
こんな何気ないひと言の繰り返しが、脳の回路を育てていきます。
筋トレのように、コツコツと。
けれど、無理なく、楽しみながら。

声かけのトレーニングは、家庭でできるとてもシンプルな「脳育て」です。
 

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