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厚生労働省によると、改葬(墓じまいや墓の引っ越し)数は2014年度には約8万4000件だったが、2024年度には17万件を超えた。少子高齢化の進む日本で、墓じまいする人が急増しているようなのだ。
墓じまいの問題は、由緒ある徳川慶喜(よしのぶ)家でさえも例外ではない。現在、さまざまな苦難を乗り越え墓じまいに奮闘中の5代目当主に話を聞いた。
徳川慶喜家の墓じまい
「墓というのは、先祖が眠る場所です。だから墓じまいは、親族をはじめとする関係者それぞれの思い入れや気持ちを受けとめることから始めなくてはいけない……ということが、今回とてもよくわかりました」
そう話すのは、5代目徳川慶喜家当主の山岸美喜(58歳)さんだ。徳川慶喜の玄孫(げんそん:やしゃごのこと)にあたる。

