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2カ月でアルバイトを"揚げ手"に育てる…天丼チェーン「金子半之助」"職人の味"を全店で再現できる《仕組み化》の正体

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揚げ海老
揚げ海老(写真:オイシーズ)
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路面店でも、フードコートでも、テイクアウトでも――どんな形であっても、金子半之助の味を届けるための工夫は惜しまない。

仕組み化とは、手間を増やすこと

金子家の家紋が入った丼(写真:オイシーズ)

「どんな場所でも、創業時のまま美味しいものを提供し続ける」

工藤社長が口にしたこの言葉に、「金子半之助」のすべてが詰まっている。

職人の技をマニュアルに落とし込み、誰でも同じ味が出せるよう設計する。それは単なるフォーマット化ではなく、職人の味をどこにでも届けるための手段だ。

仕組み化することで、現場の手間がなくなるのではない。むしろ、ひと手間の積み重ねを全店で再現するための仕組みなのだ。

「お客さんに愛想をつかされたら、どんなにパッケージが良くても意味がない」

お客さんがブランドの価値として感じてくれているものには、苦労があっても手を抜かない。

「喜んでもらえた時の達成感がひとしおだから」

工藤社長はそう言って笑った。創業者が手放したブランドが、いまも行列を生み続ける理由。その答えは、こうしたひと手間の積み重ねの中にある。

《合わせて読む》→→前編:創業者が手放したチェーンが、コロナ禍「152%成長」へ…祖父の"料理帖"を孫が継いだ天丼店「金子半之助」異色のM&Aの真相

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