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ライフ #井手隊長のラーメン見聞録

「10日で投資を回収」「オペレーションも軽くなる」…横浜家系ラーメン「壱角家」が油そば店を併設し始めた理由が凄すぎた

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「油そば総本店」外観
家系ラーメン+油そばの「二刀流ハイブリッド店」構想とは?(写真:筆者撮影)
  • 井手隊長 ラーメンライター/ミュージシャン
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現在、ガーデンは味噌ラーメンブランド「萬馬軒」の郊外展開を進めている。しかしロードサイドでは、価格帯がやや高く感じられる側面もある。そこで油そばを組み合わせる。

「萬馬軒」+「油そば総本店」――。これにより800円台の商品を作り、郊外ファミリーや学生需要を取り込む狙いだ。

ガーデンの川島社長。赤字事業を再生させ、高い利益率を実現した「再生請負人」として知られる(写真:筆者撮影)

ロードサイドへの進出も見据えた「大きな実験」

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さらにその先には、ロードサイド外食企業の再生という野望まで見据える。

これまでガーデンは、一都三県の駅前立地を中心に成長してきた。しかしロードサイド再生には別のノウハウが必要になる。「萬馬軒」と油そばのハイブリッドは、その実験でもあるのだ。

川島社長は語る。

「真似される前にやっちゃおうと思った」

実際、他社が追随する可能性はある。ただし、ここまで大胆に振り切れる企業は多くない。専門性を守るプライド、既存ブランド毀損への恐怖、現場負担への懸念――。多くのチェーンはそこに踏み込めない。だがガーデンには、過去の成功体験がある。そして今、その経験が再び武器になろうとしている。

(写真:筆者撮影)

家系ラーメンという絶対エースの隣に、豪腕セットアッパーとして油そばを置く。主役を奪うわけではない。しかし確実に試合を勝たせる。川島社長が描くのは、そんな「二番手最強論」なのかもしれない。

100日で100店舗。

それは単なる出店競争ではない。ガーデンという会社が、「家系一本足打法」から次のフェーズへ進むための、大きな実験なのである。

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