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《就活超早期化》6月1日「採用選考解禁」だが…すでに「1月開催」合同企業説明会に「早慶東大2年生1700人」が殺到していた

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企業説明会に参加する学生たち
昨今、就活の超早期化は、もはや学生のキャリア観そのものを書き換えつつある(写真:ふじよ/PIXTA)
  • 中島 亮介 ハウテレビジョン 新卒メディア事業部 部長

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2027年春に卒業する大学生・大学院生を対象とした採用選考が2026年6月1日に解禁された。しかし、政府の就活ルールは事実上形骸化している。2026年1月、東京・有楽町に大学2年生(28卒)1700人が押し寄せた。早稲田254人、慶應253人、東大136人。列に並ぶのは日本のトップ大学に通う学生ばかり。前年比239%という大幅な参加者増を記録した28年卒対象の合同企業説明会「外資就活Expo」で新設されたセミナー「年収1億円キャリアセミナー」「PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)転職セミナー」にも学生が列をなす。ネクストキャリアを視野にいれた就活戦略を描くのが現代の学生だ。
昨今、就活の超早期化は、もはや学生のキャリア観そのものを書き換えつつある。本稿では、28卒の就活最前線で起きている地殻変動と、「とりコン(とりあえずコンサル)」に象徴されるコンサル人気の加速、日系企業が直面する"会えるはずだった優秀層を逃す"という深刻な機会損失の実態などを解説する。

前年比239%の異常値…100人もの学生が"年収1億円セミナー"へ

2028年卒の就活生を対象とした国内最速の合同企業説明会、外資就活Expoが2026年1月に東京、3月に大阪で開催された。外資就活Expoは、優秀層向け就活サイト「外資就活ドットコム」が主催する合同企業説明会だ。そのうち東京では、前年比239%の約1700人の大学2年生が参加し、前年を大きく上回る人数に。就活の早期化が加速しているのだ。同時に、出展企業も前年から10社以上増えて50社が参加。国内外のトップ企業が一堂に会した。

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既存の出展企業と初出展企業の一覧(画像:外資就活ドットコム)

参加学生のうち約半数は東大、一橋、早慶、上智だ。大学別の参加学生数ランキングは以下のようになる。

来場した学生のトップは早稲田大学だった(画像:外資就活ドットコム)

うち上位3校の早慶・東大で643人を占めた。前年との差分で目をひいたのは、地方学生の参加数の増加である。地方学生の比率が前年開催より1.8%増加し、京都大、大阪大、東北大、名古屋大、神戸大、九州大など、全国各地からの参加があった。地方からの参加は費用負担が大きい。それでも参加数が増加した点は、就活早期化の象徴的なトピックスと言えるだろう。

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