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貧困、スラム、ストリートチルドレン…「世界一カオスな国」へ一人旅した35歳日本人が現地で受けた"予想外な待遇"

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  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

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「世界一カオスな国」スラムで日本人が受けた待遇(筆者撮影)
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スラムに行くことを決めたのは、バングラデシュに到着した3日目の朝、旅の最終日だ。ネットで治安について検索すると、「銃で脅された」「スリに遭いそうになった」「比較的安全なスラム」などの情報が見つかった。

当たり前かもしれないが、自分の中に恐怖心はあった。安全のために自粛することも考えた。けれど人生は経験の合計だ。リュックを背負い、ない勇気を振り絞って、私はスラムを目指した。

世界一カオスな国「バングラデシュ」

バングラデシュは急速な経済成長を背景に、2026年11月、国連が定義する「後発開発途上国(最貧国)」を卒業することが予定されている。その一方で、旅人の間では「インドよりも人がヤバイ」「世界カオスな国」として今現在も有名な国だ。

同国はインドの右隣に位置している。国土は日本の4割程度。平均年齢27歳前後の国民が、約1億8000万人ほど暮らしており、人口密度は世界トップクラス。平均年収は、世界銀行の統計によると約50万円。

2025年2月、私は3泊5日の1人旅で、バングラデシュを訪れた。往復航空券は諸税込みで5万2610円。関空を17時過ぎに出発→中国の北京で(宿泊を伴う)乗り継ぎをして、翌日の21時過ぎに現地空港へ到着。

1万円分を両替して、空港の外に出た。南アジア特有のむわっとした空気感、鳴り響くクラクションの音、楽しそうに人々が話し込んでいる声……。私は日本でもお馴染みのUberアプリを使い、空港から約20キロの距離にある市内のホテルへ向かうため、三輪タクシーに乗り込んだ。

筆者が乗車した「CNG」と呼ばれている三輪タクシー。東南アジアでよく見かけるトゥクトゥクに似ている(筆者撮影)
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