貧困、スラム、ストリートチルドレン…「世界一カオスな国」へ一人旅した35歳日本人が現地で受けた"予想外な待遇"

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市場の様子
市場の様子。ちなみに20分に1回くらいの頻度で、鉄道が音を鳴らしながら線路を通過する(筆者撮影)
ゴミを漁る女性と、それを待つ子供たち
ゴミを漁る女性と、それを待つ子供たち(筆者撮影)

日本では信じられない光景に目を丸くしていると、6~14歳くらいの子供たちが10人くらい、「チョコレート!」「キャンディ!」と連呼しながら近づいてきた。上半身が裸の子、靴を履いてない子、女性用の服を着ている男の子……。1~2歳くらいの赤ちゃんを抱いている“子供”もいる。どうやらこの地域で暮らす子供たちのようだ。

日本人の旅人がスラムで受けた意外な待遇

私はカントリーマアムや三ツ矢サイダーの飴など、海外を旅する際、日本のお菓子をいつも持参している。一人ひとりに配ろうと思いカバンを開けると、これを見た他の子供たちが「私も」「僕も」とゾロゾロと集まってきた。みんな我先にと手を伸ばしてくる。

お菓子の在庫量を意識しながら、私はスラムの奥へと進んでいった。そこにはシャッター付きの建物や、2階建ての建物が並んでいたので、どこまでがスラムなのかわからないのだけど……。市内観光で訪れたどの場所よりも、明らかに貧しい印象を受けた。

この地域を歩いている際、老若男女すべての人から好奇の目を向けられた。10人いたら2~3人くらいの割合で、子供だけでなく大人たちも「お菓子ちょうだい」と声をかけられた。

ただし彼ら彼女らは、必死に物乞いをするという感じではなく、笑顔で話しかけてくる人ばかりだった。食べ物が欲しいというより嗜好品(甘いもの)が欲しい……そういった空気感を私は感じたし、その証拠に、私は大人たちから誰一人として「マネー(プリーズ)」と言われなかった。

スラムの光景
スラムの光景(筆者撮影)
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