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「コンビニ並み」4.5万軒が残るスナックの改革、「タピオカブームの仕掛け人」が次に狙う 8兆円市場の"夜の社交場"

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1990年代の最盛期には12万軒に達していたスナック。しかし近年は顧客数の減少により苦境に立たされている(写真:7maru/PIXTA)
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昭和から平成にかけて全国に広がったサラリーマンや地域住民の癒やしの場「スナック」が、時代の変化と寄る年波の狭間で減少の一途を辿っている。一方、デジタル社会で孤独感を感じる若い世代には、新たなサードプレイスとしてスナックに期待する声も。スナック文化の灯火を次世代へ繋ぐカギはどこにあるのか。スナックのDX化に乗り出す起業家と、現場のママの取り組みを追った。

コンビニより多かったスナックはなぜ減ったのか

重たい扉の向こうから談笑やカラオケの歌声が漏れ聞こえてくる。煌々と明かりを灯すのは夜の社交場「スナック」の看板だ。

新海誠監督の映画『君の名は。』では、主人公が自分たちの住む田舎を「電車なんか2時間に1本、コンビニは9時に閉まるし、本屋ないし歯医者もないし、そのくせスナックは2軒もある」と嘆くシーンがある。日本全国に存在するスナックの軒数に正確な統計はないが、1990年代の最盛期には12万軒に達していたという。

スナックという業態は、1964年の東京オリンピック時の風営法改正により、バーの酒類提供時間が規制されたため、軽食(スナック)を提供したことから始まったとされる。

静かに酒を味わうバーと違い、スナックの魅力はママの個性とアットホームな雰囲気だ。カラオケの登場とともに店舗数を増やしたスナックは、2〜3軒目の「行きつけ」として、あるいは地域住民のコミュニティの場として全国津々浦々に根付いていった。

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【コロナ禍では推計1万店が廃業】

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